妙高市議会 > 2018-11-30 >
11月30日-01号

  • "豊田市"(/)
ツイート シェア
  1. 妙高市議会 2018-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 妙高市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-16
    平成30年 12月定例会(第7回)         平成30年第7回妙高市議会定例会会議録(第1日)                     平成30年11月30日(金曜日)                            議事日程 第1号 午前10時00分 開 議 第 1  会議録署名議員の指名 第 2  会期の決定 第 3  諸般の報告 第 4  閉会中における委員会調査報告 第 5  所信表明演説 第 6  議案第93号~議案第94号 第 7  議案第90号~議案第92号 第 8  議案第95号~議案第97号 第 9  議案第98号~議案第99号 第10  議案第100号 第11  議案第101号~議案第109号本日の会議に付した事件 日程第 1  会議録署名議員の指名 日程第 2  会期の決定 日程第 3  諸般の報告         ・監査の結果報告について          (定期監査)            総務課(選挙管理委員会事務局含む)、建設課、環境生活課         ・妙高市職員措置請求の要旨の通知について 日程第 4  閉会中における委員会調査報告         ・総務文教委員会         ・建設厚生委員会         ・産業経済委員会 日程第 5  所信表明演説 日程第 6  議案第 93号 市道の認定について        議案第 94号 損害賠償の額を定めることについて 日程第 7  議案第 90号 妙高市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正す                る条例議定について        議案第 91号 妙高市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例                議定について        議案第 92号 妙高市スポーツ等合宿郷づくり推進条例の一部を改正する条例議定について 日程第 8  議案第 95号 指定管理者の指定について(卯の花児童遊園藤塚児童遊園美守児童遊園、美守                東児童遊園及び妙高市大崎町ふれあい広場)        議案第 96号 指定管理者の指定について(新井総合公園体育館)        議案第 97号 指定管理者の指定について(矢代コミュニティスポーツセンター) 日程第 9  議案第 98号 指定管理者の指定について(妙高市妙高山麓都市農村交流施設及びクラインガルテ                ン妙高)        議案第 99号 指定管理者の指定について(四季彩館ひだなん) 日程第10  議案第100号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第6号) 日程第11  議案第101号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第7号)        議案第102号 平成30年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)        議案第103号 平成30年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)        議案第104号 平成30年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)        議案第105号 平成30年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)        議案第106号 平成30年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)        議案第107号 平成30年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第1号)        議案第108号 平成30年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第1号)        議案第109号 平成30年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)出席議員(18名)   1 番   横  尾  祐  子   2 番   佐  藤  栄  一   3 番   渡  辺  幹  衛   4 番   村  越  洋  一   5 番   岩  﨑  芳  昭   6 番   宮  澤  一  照   7 番   関  根  正  明   8 番   植  木     茂   9 番   霜  鳥  榮  之  10 番   髙  田  保  則  11 番   阿  部  幸  夫  12 番   太  田  紀 己 代  13 番   木  浦  敏  明  14 番   樗  沢     諭  15 番   山  川  香  一  16 番   小  嶋  正  彰  17 番   八  木  清  美  18 番   堀  川  義  徳欠席議員 なし欠  員 なし説明のため出席した者 市     長   入  村     明 副  市  長   市  川  達  孝 総 務 課 長   久 保 田  哲  夫 企 画 政策課長   松  岡  由  三 財 務 課 長   平  井  智  子 建 設 課 長   杉  本  和  弘 農 林 課 長   今  井  一  彦 観 光 商工課長   竹  田  幸  則 環 境 生活課長   岡  田  雅  美 市 民 税務課長   小  嶋  和  善 健 康 保険課長   吉  越  哲  也 福 祉 介護課長   葭  原  利  昌 ガス上下水道局長  米  持  和  人 教  育  長   川  上     晃 こども教育課長   平  出     武 生 涯 学習課長   山  本     毅 妙高高原支所長   小  林  孝  幸 妙 高 支 所 長   内  田  正  美職務のため出席した議会事務局の職員 局     長   岩  澤  正  明 庶 務 係 長   堀  川     誠 主     査   齊  木  直  樹                                                                       午前10時00分  開 会 ○議長(植木茂) ただいまの出席議員数は18名であります。よって、定足数に達しておりますので、これより平成30年第7回妙高市議会定例会を開会します。   開議に先立ち、市長より招集挨拶の申し出がありますので、これを許します。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) 本日ここに平成30年第7回妙高市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。   寒さも日増しに増しまして、議員の皆様におかれましては御多忙のところ御出席いただき、厚く御礼申し上げます。   さて、今期定例会で御審議いただきます案件は、条例関係3件、事件議決2件、指定管理者関係5件、平成30年度予算関係10件、人事案件2件の合わせて22件でございます。よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げ、簡単ではございますが、招集の挨拶にかえさせていただきます。                                                                       午前10時01分  開 議 ○議長(植木茂) これより本日の会議を開きます。   本日の議事日程については、お手元に配付のとおり進行しますので、御了承願います。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(植木茂) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において5番 岩﨑芳昭議員、6番 宮澤一照議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(植木茂) 日程第2 会期の決定についてを議題とします。   お諮りします。今定例会の会期は、本日から12月18日の19日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) 御異議なしと認めます。   会期は19日間と決定しました。 △日程第3 諸般の報告        ・監査の結果報告について         (定期監査)           総務課(選挙管理委員会事務局含む)、建設課、環境生活課        ・妙高市職員措置請求の要旨の通知について ○議長(植木茂) 日程第3 諸般の報告をします。   まず、監査委員から、総務課(選挙管理委員会事務局含む)、建設課、環境生活課に関する監査結果の報告及び妙高市職員措置請求の要旨の通知がありましたので、その写しを配付しました。 △日程第4 閉会中における委員会調査報告        ・総務文教委員会        ・建設厚生委員会        ・産業経済委員会 ○議長(植木茂) 日程第4 閉会中における委員会調査報告を行います。   閉会中における特定事件に関する各委員会の調査報告について申し出がありますので、順次発言を許可します。   最初に、総務文教委員会宮澤一照委員長。                   〔6 番  宮澤一照 登 壇〕 ◆6番(宮澤一照) 議長の命により、第5回妙高市議会定例会において継続調査となりました調査事件につきまして、調査結果を会議規則第110条の規定により御報告申し上げます。   当委員会で継続調査となりました案件は、石川県金沢市の金沢市スポーツ文化推進条例について、愛知県新城市の若者議会について、京都府福知山市の教育費負担軽減の取り組みについての3件であります。この調査のため、11月6日から8日の3日間にわたり、委員全員出席の上、先進地における視察調査を行いました。なお、調査結果につきましては報告書に譲り、その要旨のみを報告いたします。   まず、石川県金沢市の金沢市スポーツ文化推進条例について申し上げます。金沢の文化にさらに厚みを持たせ発展させていくためには、新たな価値としてのスポーツ文化を推進し、後世に引き継いでいくことが重要であると考え、その決意や市、市民及び事業者などの役割、基本理念を示し、スポーツで人とまちを元気にすることに積極的に取り組むことにより、活力と魅力のあるまちとしていくため、金沢市スポーツ文化推進条例を制定したものであります。金沢市スポーツ文化推進条例の特徴は、スポーツをすることに加え、見ること、支えること、応援すること、語り合うことを定義とすることで日常的に市民、行政、事業者が一体となってスポーツの支援、振興にかかわり、同市の特徴である伝統的な工芸品やそれを取り巻く環境のように風土としてまちに根づかせ、まちづくりに寄与するという期待を担っています。推進に当たっては、金沢市スポーツ文化推進協議会を設け、基本理念の遂行、管理に当たるほか、金沢文化スポーツコミッションという手法を用い、スポーツ大会の誘致、誘客、普及、交流に努めるとともに、工芸を取り巻く施策とスポーツを融合させ、金沢のさらなる観光分野での価値創造に貢献し、経済波及効果を生み出す仕組みとなっております。こうした市に根づいている既存の優位的な特徴を核に、そこに派生した人材、団体、企業のつながりをシステム化し、新たな価値を創造していく政策に学び、当市においても特徴的な素材の洗い出しと現状を把握し、有効な施策決定に努めるべきと受けとめてまいりました。   次に、愛知県新城市の若者議会について御報告申し上げます。若者議会は、市長の附属機関で、平成27年に新城市若者条例、新城市わかもの議会条例を定め、若者が活躍するまちを目指すという市長のマニフェストをを具現化する若者議会を設置しました。若者議会の特徴は、公募により20名が選ばれ、委員は1年任期で、年齢はおおむね16歳から29歳までで、予算1000万円の枠があります。   所見を報告します。市長のマニフェストが大きな力となっており、若者議会の条例制定は事業推進のかなめとなり、しっかりした基盤の上で事業展開がされていると受けとめてまいりました。当市において、人口減少に伴い、次代の担い手をどう育成し、確保していくかが近々の課題であります。自発的な参画を促し、効率的に執行できる仕組みづくりを条例制定を機に人材を生かした例を参考にすべきと考えます。また、新城市のような活動をできるような仕掛けと人の育成が必要と感じました。そのためには、当市において今何をすべきかを全体で研究すべきであります。そのためには、若者の話を聞き、窓口をどこに求めるか、リーダー育成をどのように進めるか、関心を抱かせることのできるまちづくりをともに考える必要があると受けとめてまいりました。   続きまして、京都府福知山市における教育負担軽減の取り組みについて御報告申し上げます。教職員の働き方改革であり、長時間勤務の是正のため、平成29年度10月より隔週1日、全小・中学校早退勤デーを実施し、中学校ではノー部活デーを試行しながら、平成30年4月から早退勤デーを毎週実施、中学校のノー部活デーも週2日以上の部活休養日に設定されました。   所見を報告いたします。地域や家庭の理解を得ながら、全ての部活動は適切かつ効果的な活動が行われ、部活を通して一人一人が心身ともに成長し、豊かな人間性を育めるよう計画的な運営に努めてまいりました。ICカードによる出退勤時刻記録システム導入することにより、長時間勤務の労働環境是正の軽減に取り組んでいました。妙高市としても、早退勤デー、ノー部活デーの設定や出退勤時刻記録システムの導入を参考に長時間勤務の是正につなげていくべきであります。また、教育現場も地域性が大きな影響を及ぼすものと考え、教職員の働き方改革を応援する緊急アピールが京都府PTA協議会京都府立高等学校PTA連合会から新しい時代の教育に向けた教職員の働き方改革を応援するために発表がありました。実態把握を行うことから始まり、教育委員会を含め、地域やPTAとの具体的な対策が欠かせないものと思います。一自治体で解決のできない大きな課題であると認識しておりますが、どこからかスタートしなければ問題だと受けとめてまいりました。   以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(植木茂) 次に、建設厚生委員会堀川義徳委員長。                   〔18番  堀川義徳 登 壇〕 ◆18番(堀川義徳) 議長の命により、第5回妙高市議会定例会において継続調査となりました調査事件について、調査結果を会議規則第110条の規定により御報告申し上げます。   当委員会で継続調査となりました案件は、福岡県豊前市の老朽危険家屋等除去促進事業について、大分県玖珠郡九重町の菅原バイナリー発電事業について、福岡県田川市のふれあい収集事業についての3件であります。この調査のため、11月6日から8日の3日間にわたり、委員全員出席の上、先進地における視察調査を行いました。なお、調査結果につきましては報告書に譲り、その要旨のみを報告いたします。   まず、福岡県豊前市の老朽危険家屋等除去促進事業についてであります。人口2万5000人の豊前市は、昭和30年に9町村が合併し今日の豊前市となり、面積は111平方キロメートルであり、瀬戸内海気候と日本海気候の中間的な性格であります。そんな豊前市ではありますが、平成30年9月の時点で高齢化率35.5%、高齢者の単身世帯が2600世帯と今後も高齢化と単身世帯がふえると予想され、平成21年から22年にかけ市内の空き家調査が行われ、約760件の空き家が確認されました。この調査を踏まえ、空き家対策が本格化し、各種条例制定や事業がスタート、現在に至っておりました。条例等により老朽家屋除去に関する補助、また除去後の時限的固定資産税減免特例の継続など老朽家屋所有者が撤去を行うことに前向きになる政策だと思われております。撤去後の固定資産税減免条例は、議員発議ということで、大変参考になり、解体費の補助金の一部は社会資本整備総合交付金を充当するなど財源的にも工夫がされておりました。また、空き家の有効利用として、空き家バンク制度があり、専門知識を持った嘱託職員が基礎調査に基づき空き家所有者等にアンケートを実施し、空き家を紹介する専用のホームページを作成するなど空き家所有者と賃貸や購入希望者との橋渡しを積極的に行っておりました。しかし、利用者のニーズに応えられるような物件が少ないため、今後もさらなる物件の登録を進め、民間活力の導入などが必要であり、妙高市においても老朽化した建物は撤去し、使用できる空き家は積極的に利用するという市民意識が重要になってくると思われます。   次に、大分県玖珠郡九重町の菅原バイナリー発電事業についてであります。人口9500人余り、面積は271平方キロメートルと自然豊かで、近隣には由布市や安蘇があり、地熱資源を初めとする豊富な資源を有している町でありました。昭和63年に新エネルギー産業技術総合開発機構が地熱調査の実証実験のため地熱井を掘削、平成15年に実証実験終了に伴い、地熱井が無償譲渡とされ、平成22年に地熱湯の有効活用について、町内において発電所を有している九州電力と検討を開始し、平成24年から25年に噴出試験や周辺温泉への影響調査を実施し、平成27年度から発電を開始したという条件的には恵まれ、現在発電を行っています。妙高市においても、前進する可能性がある地熱発電でありますが、温泉源を中心とする環境への影響が心配され、関係者への丁寧な説明が今後も求められると思われます。科学的見地から、地熱発電で利用する地熱井と温泉源とでは深さが明らかに異なるため、影響はないと考えられていますが、継続的なモニタリングなど客観的に判断できる調査を行う必要があります。24時間365日安定した発電ができることは、ほかの再生可能エネルギーよりもすぐれている反面、地熱井の掘削にはリスクもあり、発電、売電に至るまでには長時間を要し、しっかりとした計画をもとに進めていく必要が重要だと思われます。   最後に、福岡県田川市のふれあい収集事業についてであります。人口4万8000人、面積は54平方キロメートルと三方を山に囲まれ、内陸部に位置する田川市では、冬期では放射冷却で冷え込みやすく、九州では珍しく雪が降ると積雪する場合もある地域であります。平成29年の10月の調査では、高齢化率32%で、単身や高齢者のみ世帯が急増している背景を踏まえ、市の環境対策課職員が職員提案を行い、ふれあい収集事業が始まりました。75歳以上だけで居住している世帯や身体障害者手帳1級または2級の認定を受けている者だけで居住している世帯など家庭ごみをごみ集積所まで持ち出すことのできない世帯に対し、決まった曜日に戸別訪問し、ごみの収集を行い、ごみが出ていない場合は声をかけることで高齢者等とのコミュニケーションを図り、安否確認を行っている事業に対し、利用している方から心から感謝している現場も見せていただきました。近隣の自治体でも同様の事業を行っていますが、対象者の利用率が低い傾向にある事業の周知が十分でない可能性があるため、さらに制度説明を開催する予定とのことでありました。妙高市においても、個別のごみ回収ニーズがあれば対応を考えていく必要があると感じられ、さまざまな団体との見守り制度と連携することが求められると思います。   2市1町の事業を調査してきましたが、どの自治体においても高齢化や単身世帯が増加することにより、今までとは違う問題が発生してきています。その解決方法に100点と言える答えはないかもしれませんが、住民も市役所の職員も我々議員もその問題に逃げることなく真剣に取り組み、お互いさまの気持ちを大切に持ち続けることが解決への近道と改めて感じてまいりました。   以上、簡単ではありますが、建設厚生委員会の報告を終わります。   済みません、皆様のお手元にあります報告書の12ページの所見のところに「豊前市」とありますが、これは「田川市」というふうに訂正をお願いしたいと思います。失礼いたしました。 ○議長(植木茂) 次に、産業経済委員会小嶋正彰委員長。                   〔16番  小嶋正彰 登 壇〕 ◆16番(小嶋正彰) 議長の命により、第5回妙高市議会定例会において継続調査となりました調査事件につきまして、調査結果を会議規則第110条の規定により御報告申し上げます。   当委員会で継続調査となりました案件は、福岡県久留米市の開業・創業支援の取り組みについて、山口県周南市の周南コンベンションシティ推進に向けた取り組み、道の駅ソレーネ周南の運営について、愛知県豊田市の企業産業による耕作放棄地再生新規就農者支援、野生鳥獣肉の利活用についての3件であります。この調査のため、11月13日から15日までの3日間、委員全員出席の上、先進地における調査を行いました。なお、調査結果の詳細につきましては報告書に譲り、その要旨のみ報告いたします。   まず、福岡県久留米市は、人口30万4000人、福岡県の南部と佐賀県にまたがる筑紫平野で、最大の都市であります。市内の産業では、ブリジストンの創業地として拠点工場があるほか、ダイハツ工業の自動車エンジン工場など北部九州における自動車産業集積地の一翼を担っている地域であります。久留米市では、創業に関するさまざまな疑問、課題を解決するため、相談窓口に来られた方を市や支援機関が提供する最適なサービスへとつなぐことを目指し、産、官、学、金の関係機関により開業時の手続、資金調達の方法等相談を受け付けるワンストップ窓口の開設、女性、若者向け創業塾各種セミナー、また創業しやすい環境の整備として、貸し事務所、交流スペースを備えた施設を中心市街地に開設するなどビジネスインキュベーション事業を行っております。このような事業の結果、創業に関する相談者が確実に増加し、平成29年度にはセミナー受講者1176名、相談者637名、創業は約93件とのことであります。妙高市にあっても、創業に向けた取り組み支援により空き店舗活用による中心市街地活性化、観光の新たな魅力づくり等に向け、創業を目指すための支援体制強化が必要と思われます。   次に、山口県周南市は、人口14万4000人、瀬戸内海に面して石油コンビナートが形成されている地域で、山陽新幹線徳山駅、山陽自動車道のほか、山口宇部空港にも近接し、交通の利便性では各種コンベンションを開催しやすい立地であります。周南市では、このような地域の長所を生かし、市内でコンベンションを開催することにより交流人口の増大を図り、地域の振興、経済活性化にぎわい創出地域ブランド確立都市イメージの向上などを目指しております。コンベンションシティを推進する柱としては、市内体育施設を使用した各種スポーツ大会の誘致や文化会館、美術博物館を活用した文化イベント誘致ホテル等民間施設による会議等の誘致を官民協働により積極的に展開しております。受け入れ体制の整備では、補助金による開催支援制度市内施設利用情報の発信、旅行会社等民間への情報提供と誘致活動、おもてなしホスピタリティー向上のための人材育成など関連団体の連携により、一般社団法人周南観光コンベンション協会を設立し行っております。さらには、開催による市内の経済効果を高めるべく滞在型観光ルートとして、飲食、娯楽情報の提供や工場地帯であることを生かしたコンビナート夜景ツアー瀬戸内海周辺の島をめぐるツアーなど多様な滞在型観光ルートを提供し、リピーターの獲得にも努めております。道の駅ソレーネ周南は、平成26年に道の駅オープン、28年には重点道の駅に選定されております。運営は、一般社団法人周南ツーリズム協議会指定管理者となり、高齢化地域の支援、雇用の創出を目指しております。特に農産物の集荷では、宅配業者と連携して直接集荷を行い、高齢農家の負担軽減に努めているほか、買い物弱者への移動販売など多様な取り組みにより年間売り上げが30年3月には6億7000万円と当初予測の約1.6倍となっております。妙高市にあっても、冬季スキー競技を初め、はねうまアリーナ、妙高高原体育館、陸上競技場など体育施設を活用したスポーツ大会、全国規模の会議やイベントの誘致など一層の交流人口増加による地域産業活性化対策が必要と思われます。現在行われている道の駅あらい拡張整備事業にあっても、高齢農家対策や運営体制の強化により地域農業の振興に寄与していくことが重要と思われます。   次に、愛知県豊田市は、人口42万4000人、トヨタの主力工場があり、自動車産業の急速な発展とともに成長し、平成17年には周辺6町村を編入し、岐阜県、長野県にも隣接し、中山間地を抱えた農業も盛んな市で、農業後継者の不足による耕作放棄地の課題に対しては、企業参入による農地再生と定年退職者を中心とする担い手確保、生きがい型農業の実践を目指しています。企業の参入では、福祉関連企業の参入が最も多く6件、自動車関連製造業3件、食品関連企業3件となっており、農福連携による障がい者雇用や大手化学企業によるトマト多収生産の植物工場、地元建設業によるブルーベリー栽培と加工販売、観光農園、カフェ事業の取り組みなどが特徴となっています。新規就農者支援では、定年退職者を新たな農業担い手として育成し、生きがい型農業の実践を図るべく市が農ライフ創生センターを開設し、本格的な農業経営から家庭菜園レベルまで多様な農業技術の研修により幅広い担い手の育成を図っております。終了後は、希望者に農地借り受け支援や農機具貸し付け制度、自立を目指す経営相談などを行い、遊休農地の解消に努めております。有害鳥獣対策では、集落ぐるみの進入防止獣害対策を行っておりますが、広範囲で実施することが望ましいことから、集落全体で実施する場合は経費の9割を補助する仕組みとなっております。捕獲した鳥獣は、29年度年間で鹿73頭、イノシシ639頭で、民間が国の6次化交付金により設置した12区処理施設で解体し、新たな特産品として販売促進に努めております。定年退職者を農業担い手として位置づけることは、新たな担い手確保対策として注目すべきであり、当市にあっても当てはまる事例と考えられ、遊休農地の防止対策として検討する必要があると考えます。野生鳥獣肉の利活用では、食肉処理営業許可が必要ですが、一定の捕獲数を確保することで事業化が可能となることから、季節限定の地域資源としての活用など今後の状況を見きわめ対策を検討するべきと思われます。   以上、簡単ですが、産業経済委員会の報告を終わります。 ○議長(植木茂) ただいまの各委員長報告に対し、何か御発言等ありませんか。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) 特段御発言等ありませんので、各委員長報告のとおり御了承願います。
    △日程第5 所信表明演説 ○議長(植木茂) 日程第5 所信表明演説。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) 本日平成30年第7回定例会の開会に当たり、今任期最初の議会でもありますので、市政経営に関する所信の一端を述べさせていただきます。   このたび多くの市民の皆様の信任を賜り、再び妙高市の市政運営のかじ取り役を担うこととなりました。改めてその責任の重さに身の引き締まる思いでございます。これまで私が市政に携わった16年間では、国立公園の分離独立や観光リゾートの再生など妙高市の将来を左右する重大な局面に幾度となく直面してまいりました。しかしながら、どのような場面においても、常に市民目線を意識しながら、決して諦めずに一つ一つを確実に乗り越えてまいりました。これからの4年間におきましても、改めて御縁をいただいたという思いで慢心することなく、あらたな1期目という気持ちを心に刻み、市民の皆様としっかり向き合いながら、引き続きまちづくりの基本理念である生命地域の創造を目指してまいります。そして、この妙高市を次世代に自信を持って引き継いでいくために、市民の皆様の思いと英知を結集し、確実に前へ、その先へと全身全霊で進めてまいる決意であります。   さて、今世界は、かつてないスピードで大きく変貌しています。AIやIoTなどの高度な情報通信技術の発達は、グローバル化をさらに加速させ、アジア諸国の経済発展を初めとした国際競争は、一層激化しています。加えて、日本の総人口は2008年をピークとして減少局面に入っており、急速な人口減少、高齢化を背景とした深刻な人出不足や社会保障費の増加などにより、2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催後の景気後退が危惧されております。当市においても、国よりも早いスピードで人口減少が進行する中、生産年齢の人口の減少に起因する地域経済の縮小や地域コミュニティ機能の低下など山積する課題への対応が急務である一方、介護、医療費の増加や市税を初めとする歳入の減少などにより、さらに厳しい財政運営が求めらています。そのため、これまで以上に将来を見据え、行財政改革による政策の選択と集中を図ってまいりますが、今後とも地域課題や時代のニーズを捉えた効果的な政策を進めていくことにより、地域経済の活性化を図り、人と自然が調和する持続可能なまち、生命地域の創造を実現していかなければなりません。そして、未来を担う若者や子供たちを初め、全ての市民の皆様が幸せを実感し、安心してこの地域で暮らし続けていくため、次世代へつなげる妙高市の礎をこの1期4年間を通じて確実に築いてまいります。   続きまして、施策の方向性と主な取り組みにつきまして、私の政策としてマニフェストに掲げた6つの柱立てに沿って申し述べます。   初めに、人口減少対策の強化と安心して住み続けられるまちづくりについてであります。妙高市の人口は、既に減少局面を迎えており、今後も人口減少対策は最も重要かつ喫緊の課題であることから、これまでも総合戦略に位置づけ、各種施策を進めてまいりましたが、今後は特に人口の流入拡大、流出抑制といった社会動態を意識し、地域経済の活性化や地域コミュニティの維持に不可欠な若い世代がこの地域で仕事を持ち、しっかりとした生活の基盤を築いていくことを後押しするための施策を重点的かつ戦略的に推進していく必要があります。このことから、情報通信技術を活用したテレワークを切り口に、都市部の企業や人材と連携、交流することにより、多様な働き方を通じた人口の流入を目指すとともに、市内企業の人出不足の解消や生産性向上を促進するため、子育て中の女性や障がい者などの容易な就業を可能とする在宅でのテレワークの導入を支援してまいります。また、首都圏の大学など市内への高等教育機関の誘致の支援などを通じて若者の流入と流出抑制を図り、地域活力の向上につなげます。さらには、冬期間安心して生活できるよう道路除雪の出動基準を引き下げ、よりきめ細かな除雪を進めることにより、妙高市に安心して住み続けられる環境を整えてまいります。   次に、子育て負担を軽減し、子供を安心して育むことのできるまちづくりについてであります。結婚に対する価値観の多様化やライフスタイルの変化などによって、未婚化、晩婚化が進んでいます。また、若年女性人口の減少など背景として年々出生数が減少しており、当市の出生者数は平成28年では209人でした。平成29年では192人、200人を割り込んできているなど一層少子化傾向が強まってきています。このため、若者が夢を持って結婚し、安心して子育てができる環境づくりを進めていく必要があります。このことから、子育て世帯の経済的な負担を軽減し、子供たちに健やかな成長を促すため、国や県の動向を踏まえながら、学校給食費の無償化と子ども医療費の完全無償化を段階的に進めるとともに、子供たちが希望する教育を受けられるよう給付型奨学金制度の導入を検討してまいります。また、共働き世帯などであっても、働きながら安心して子育てができる現在開設している病後児保育に加え、病児保育にも取り組むべく関係機関と協議を進めてまいります。   次に、地場産業振興と観光、農業などの当市の強みを発揮できるまちづくりについてであります。妙高市が誕生してからこの地域の強みを生かすことができる産業は、観光と農業が基軸であると考え、各種施策を重点的に推進してまいりました。観光におきましては、北陸新幹線の開業と妙高戸隠連山国立公園の誕生から3年が過ぎ、ロットアライリゾートの開業やインバウンド観光客数の増加など観光振興を図る上で明るい兆しが見え始めています。このことから、ことし4月に発足した妙高ツーリズムマネジメント、いわゆるDMOが中心となり、観光のみならず、飲食、交通、農業など多様な関係者が連携して行う観光地域づくりの取り組みを支援するとともに、長野県北信地域や上越地域に広がる観光資源を活用し、オーストラリアや台湾、東南アジアなどへの誘客拡大を図ってまいります。   一方、農業につきましては、米の消費量が年々減少する中、国による生産調整が廃止されるとともに、耕作者の高齢化や後継者不足といった厳しい経営環境を踏まえ、需要に応じた米の生産や生産の効率化のほか、園芸振興や6次産業化などにより収益力を高めていく必要があります。このことから、防災拠点、交流拠点として拡張する道の駅あらいの農産物直売所やレストランなどを整備し、地場産品の魅力を発信するとともに、市内の農地を有効に活用しながら、新たな特産品開発を進めていくため、ブドウやイチゴなどを栽培し、加工、販売だけでなく、さらには体験交流の要素も取り入れた6次産業化を目指します。また、小規模農家が多く、高齢化により担い手確保が難しい中山間地域において、農業や農村を守り続けるための対策を推進してまいります。   次に、いつまでも健康で暮らせるまちづくりについてであります。国は、健康寿命の世界一の長寿社会を迎えていることを踏まえ、高齢者から若者まで全ての国民に活躍の場があり、全ての人が元気に活躍し続ける社会、安心して暮らすことのできる社会をつくるため、人生100年時代を見据えた政策を推進し始めています。当市においても、「健康長寿!目指せ元気100歳運動」を展開しながら、高齢期になってもいつまでも健康で幸福感を感じながら生き生きと暮らせる環境を整える必要があります。このことから、運動習慣の定着と生涯スポーツの推進などにより、健康の維持、増進を図るとともに、医師確保に努め、地域医療体制の維持を図ります。また、高齢期になっても介護が必要な状態にならないよう介護予防に取り組むとともに、住民主体型の生活支援サービスの拡大や高齢者の居場所づくりのほか、社会参加の機会の創出などを図ってまいります。さらには、障がい者、障がい児の社会参加と自立を促進し、障がい者理解の推進に努め、住みなれた地域で安心して暮らすことのできる共生社会の実現を目指すとともに、介護保険、国民健康保険、後期高齢者医療の健全化に配慮し、経済的に弱い方々にも寄り添った支援を行ってまいります。   次に、生活に潤いと活力を与えるまちづくりについてであります。日々の生活を支え、地域発展の基盤となる道路や公共施設など社会インフラは、地域を支える安全、安心な基盤として、私たちの暮らしに不可欠なものであり、次世代へ引き継ぐことを意識し、将来を見据えた中で、長寿命化を計画的に進めながら新たな整備に取り組んでいくことが必要です。このことから、市街地につきましては、現在策定中の立地適正化計画に基づき、住居や商業、医療、福祉、子育て、教育、交通など都市機能の集約、拠点化を図るほか、市民ニーズに対応した次世代にふさわしい図書館を整備してまいります。また、現在にぎわいのある町なかの再生を目指し、流通、小売関係の企業や関係機関と協議を行っているところであり、今後とも市街地における誘客促進や活性化に向けた空き店舗対策や新規出店支援など具体的な対策を講じてまいります。一方で、人口減少と高齢化が著しい新井南部地域におきましては、地域の活性化に向けた地域住民の皆様との議論を踏まえながら、国道292号沿線に新たな拠点を整備し、農産物などの地域資源を活用した交流拡大や地域振興、防災面の充実を図り、地域コミュニティの維持、活性化につなげます。さらに、全市的に地域コミュニティの維持が困難な地域が出始めていることを踏まえ、地域の実情に応じた活動を選択できる地域づくり活動総合交付金の拡充や市民活動支援センターの機能の充実により、地域の主体的な活動に対する支援を強化するとともに、地域のこし協力隊を拡大し、地域活動や地域産業などの担い手として定着するよう支援してまいります。   次に、自然環境に優しいまちづくりについてであります。妙高戸隠連山国立公園に象徴される雄大な自然景観と多様な動植物など生命地域の根幹をなすものであり、これらは当市の魅力形成に大きくかかわっています。今後もこの自然環境を適切に保全、活用し、世界に誇れる地域をつくり、次世代に引き継ぐ必要があります。このことから、豊かな自然環境の象徴である火打山周辺のライチョウの保護については、クラウドファンディングを活用し、必要な財源確保に努めながら、国や県等の関連機関と連携した定期的なモニタリング調査を実施するなど生息状況を把握する中で、保護対策に取り組むとともに、妙高山や火打山に登山される方からの入域料の導入を検討し、これを新たな財源とし、絶滅のおそれがあるライチョウの保護対策の充実や登山道の整備を行ってまいります。また、妙高戸隠連山国立公園自然の保護と活用拠点となる新たなビジターセンターの整備に向け、国と県と連携し、エコツーリズムを推進してまいります。一方、経済産業省の外郭団体の調査による妙高山麓周辺の地域は、地熱発電の潜在的な能力が高いと推測されていることから、経済産業省や環境省などと連携、調整しながら、民間事業者による地熱発電開発を促進してまいります。   以上、今期の市政運営に当たり、施策の方向性と主な取り組みを申し述べました。   ミッキーマウスの生みの親として知られるウォルト・ディズニーは、夢をかなえる秘訣は4つのCに集約される。それは、好奇心、自信、勇気、そして継続であると述べています。私は、これまで市民の皆様との信頼関係のもとに築き上げてきた実績、取り組んできた政策の効果をしっかり出していくための継続、そして山積する課題の解決に向けた新たな政策に果敢に挑戦する好奇心、自信、勇気こそが市民の夢をかなえる力、すなわち実現力につながるものと信じております。これからの4年間、私の持っている情熱をこの妙高市にささげ、市民の皆様が妙高市に暮らしてよかったと心から思っていただくため、また次世代を担う若者たちに妙高市をつなぐ責任を果たすため、最大限の力を発揮していく覚悟でございます。今後とも市民の皆様、市議会議員の皆様の深い御理解と絶大なるお力添えを賜りますことともに、心を合わせともに次世代の妙高づくりに御協力いただきますようお願い申し上げ、所信表明といたします。(拍手) △日程第6 議案第93号 市道の認定について      議案第94号 損害賠償の額を定めることについて ○議長(植木茂) 日程第6 議案第93号 市道の認定について、議案第94号 損害賠償の額を定めることについて、以上2件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第93号 市道の認定について、議案第94号 損害賠償の額を定めることについて、以上2件につきまして一括して御説明申し上げます。   まず、議案第93号 市道の認定について申し上げます。本案は、長森地内で進めている道の駅あらい拡充整備に伴う1路線、東関地内の一般国道292号道路改良による県からの移管に伴う1路線の計2路線を新たに市道として認定したいものであります。   次に、議案第94号 損害賠償の額を定めることについて申し上げます。本案は、8月2日に姫川原地内の市道で発生した道路管理の瑕疵による損害倍書額について議会の議決を求めるものであります。今回の事故は、大型トラックを停車させるため路肩に寄ったところ、草に覆われて見えなくなっていた側溝のしま鋼板ぶたに乗り上げたことでふたが破損して側溝に車体の左側を落とし、車両の一部を破損させたものです。このたび相手方との示談協議が調ったことから、道路管理の瑕疵分として損害額の3割に当たる52万6455円を賠償するものであります。   以上、議案第93号及び議案第94号につきまして一括して御説明申し上げました。よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植木茂) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第93号及び議案第94号は、建設厚生委員会に付託します。 △日程第7 議案第90号 妙高市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例議定について      議案第91号 妙高市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例議定について      議案第92号 妙高市スポーツ等合宿郷づくり推進条例の一部を改正する条例議定について ○議長(植木茂) 日程第7 議案第90号 妙高市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例議定について、議案第91号 妙高市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例議定について、議案第92号 妙高市スポーツ等合宿郷づくり推進条例の一部を改正する条例議定について、以上3件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第90号から議案第92号までの条例関係3件につきまして、一括して御説明申し上げます。   まず、議案第90号 妙高市長の選挙における選挙運動用ビラの作成の公営に関する条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、公職選挙法の改正により市議会議員の選挙運動用ビラの頒布が解禁されることに伴い、選挙運動用のビラ作成の公営の対象に市議会議員を加えるため、条例を改正するものであります。   次に、議案第91号 妙高市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例等の一部を改正する条例議定について申し上げます。まず、妙高市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例及び特別職の職員の給与に関する条例ですが、人事院勧告等に準じて市議会議員及び特別職の期末手当の支給割合を0.05カ月分増額改正するものであります。   次に、妙高市一般職員の給与に関する条例ですが、民間給与との均衡を図るため、人事院勧告及び新潟県人事委員会勧告に準じて一般職の給料月額を初任給を含む若年層職員に重点を置いて引き上げるとともに、特別給0.05カ月分を勤勉手当に配分する引き上げを行うため改正するものであります。そのほかこれまで議員、特別職及び一般職ともに12月期に多く配分されていた期末手当の支給率を平成31年度から6月期、12月期が均衡になるよう配分するための改正を行うものであります。   次に、議案第92号 妙高市スポーツ等合宿郷づくり推進条例の一部を改正する条例議定について申し上げます。本案は、スポーツ等の合宿を通じ、交流人口の拡大や地域活性化による合宿の郷づくりを推進するため、合宿者の施設使用料または利用料金の優遇措置を5年間延長するため条例を改正するものであります。   以上、議案第90号から議案第92号までの条例関係3件につきまして、一括して御説明申し上げました。よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植木茂) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第90号から議案第92号は、総務文教委員会に付託します。 △日程第8 議案第95号 指定管理者の指定について(卯の花児童遊園藤塚児童遊園美守児童遊園、美守東児童遊園及び妙高市大崎町ふれあい広場)      議案第96号 指定管理者の指定について(新井総合公園体育館)      議案第97号 指定管理者の指定について(矢代コミュニティスポーツセンター) ○議長(植木茂) 日程第8 議案第95号 指定管理者の指定について(卯の花児童遊園藤塚児童遊園美守児童遊園、美守東児童遊園及び妙高市大崎町ふれあい広場)、議案第96号 指定管理者の指定について(新井総合公園体育館)、議案第97号 指定管理者の指定について(矢代コミュニティスポーツセンター)、以上3件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第95号から議案第97号までの指定管理者の指定3件につきまして、一括して御説明申し上げます。   本案は、平成31年3月末日をもって指定期間が満了となる卯の花児童遊園外3カ所の児童遊園、妙高市大崎町ふれあい広場及び矢代コミュニティスポーツセンターについて、引き続き現行の指定管理者を指定するものであります。また、平成31年4月に供用開始する新井総合公園体育館につきましては、新たにNPO法人スポーツクラブあらいを指定管理者として指定するものであります。   以上、議案第95号から97号までの指定管理者の指定3件につきまして、一括して御説明申し上げました。よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植木茂) これより質疑を行います。   樗沢議員。 ◆14番(樗沢諭) 議席番号14番、樗沢でございます。自席でお願いしたいと思います。   議案第96号 新井総合公園体育館について二、三点質問させていただきます。これですね、新井総合公園のですね、隣接するところにある体育館ということで、4月1日からですね、管理体制を行われるということでございます。11月30日でことしはですね、一応グラウンド等はですね、閉鎖するという形になっております。通年ですと、あの場所はですね、除雪もしないという状況でございますけども、この総合体育館のですね、使用のですね、期間は通年であるかどうか、冬期間はどうされるのか。また、どのような活用を期待されているのか伺います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) お答えいたします。   通年利用するのかどうかということでございますが、私どもとしては他の体育館同様ですね、通年運営をしていきたいというふうに考えております。来春のオープンに向けて今各スポーツ団体ですとかあるいは学校の部活動の皆さんに利用の意向等をちょっと打診をしておりますけども、定期的に利用いただけるということで、今のところ少なくとも年間1万人程度の方から御利用いただけるということでございますし、年間利用を希望されている団体もいらっしゃいますので、基本的には年間を通じて運営していきたいと。その場合、今はにしき園の入り口で除雪がとまっておりますけども、少なくとも体育館までは除雪をして利用できる状態にするという計画でございます。 ○議長(植木茂) 樗沢議員。 ◆14番(樗沢諭) ここにはですね、説明の概要の中に、参考の中にですね、職員数33名でNPO法人スポーツクラブあらいが運営されているということでございます。この中でですね、今回のですね、体育館に対してですね、この職員の皆さんの管理体制等はですね、どのようにされるか伺います。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 管理における職員体制ですが、今のところこの総合公園体育館に職員を常駐させるということは考えておりませんで、利用の都度指定管理者のほうから職員が行って鍵のあけ閉め、それから利用後の点検確認、そういった作業をしていただきながら運営していくということを想定しております。 ○議長(植木茂) 樗沢議員。 ◆14番(樗沢諭) 最後です。   このですね、NPOの法人のクラブについて伺います。ホームページというかですね、開いてみましたらですね、賛助会員を通年で募集していると、こういう状況がありました。この中にですね、特別賛助会員、それから賛助会員とかですね、正会員、個人で1万円以上とか団体で2万円以上とかと、こういう形でなっておりました。こういう要するに賛助会員を募りながらですね、基礎を築いて運営していると。こういう状況で課題もありますし、正会員の中に役員も入っていると。役員は大体同じ者がやっていると。それでいいのかどうかと、こういう問題もあると思うんですけども、今のですね、状況の中でこの特別賛助会員なり賛助会員の数把握されていますか。 ○議長(植木茂) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(山本毅) 現時点で詳細な数までは把握しておりません。 ○議長(植木茂) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第95号から議案第97号は、総務文教委員会に付託します。 △日程第9 議案第98号 指定管理者の指定について(妙高市妙高山麓都市農村交流施設及びクラインガルテン妙高)      議案第99号 指定管理者の指定について(四季彩館ひだなん) ○議長(植木茂) 日程第9 議案第98号 指定管理者の指定について(妙高市妙高山麓都市農村交流施設及びクラインガルテン妙高)、議案第99号 指定管理者の指定について(四季彩館ひだなん)、以上2件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第98号及び議案第99号の指定管理者の指定2件につきまして、一括して御説明申し上げます。   本案は、平成31年3月末日をもって指定期間が満了となる妙高市妙高山麓都市農村交流施設クラインガルテン妙高及び四季彩館ひだなんについて引き続き現行の指定管理者を指定するものであります。   以上、議案第98号及び議案第99号の指定管理者の指定2件につきまして、一括して御説明申し上げました。よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植木茂) これより質疑を行います。   渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) 議席番号3番、渡辺幹衛です。簡単です。自席でお願いします。   98号、参考資料もついていますが、ここの交流施設での具体的な事業は、例えば平成30年どんな事業をやっておられたかお尋ねします。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) ハートランド妙高におきます事業の内訳ということでございますが、グリーンツーリズム推進事業ということで体験プログラムのコーディネート、それから受け入れ体制の拡充及び人材の育成、それから誘致活動等を行っておりますが、ハートランド妙高におきます具体的な事業と申しますと、農村文化の自主事業ということで、みそづくりとかですねあるいは花畑におきます菜の花まつり、そういったものを実施しております。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) バイオリン製作体験事業もやっていますよね。これしか私感じとしては意識していないんですけど、これが今の説明での体験交流だとか伝統文化だとか生活文化、それとどのようにつながるのかお尋ねします。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) ハートランド妙高につきましては、都市と農村の交流を通じながら地域の活性化を図るということを目的につくられた施設でございます。バイオリンの製作体験教室につきましては、バイオリン、音楽という新しい切り口によりまして都市の皆さんとこの地域の皆さん、それから都市の皆さんがこのバイオリンの製作を通じましてその製作教室の合間にですね、農村の体験あるいは農村の食文化の体験等を通じましてこういった交流活動を実施しているということでございます。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) 3度目です。   課長の説明聞いていると、生涯学習の分野でのそういう事業を無理にここへ持ってきているだけのような感じがします。体験交流、残った一本松だなんだのという話も説明には書いてありますけど、実際はそんなものそれほど目に見えて重要視して使用できるわけでもありませんし、案内状を見ると7万幾ら、それとそれに関連するバイオリンの弓だのいろんなことをくっつけると10万くらいになる。それは、一般的に例えば社会教育で生涯学習でやっている事業なら募集は生涯学習でやって、そこまでは同じかもしれないですけど、講師に謝礼を払いながら市民に学ぶ機会を提供する。それと今の感じがかなりずれているんじゃないかと思うんですよね。それでお願いしておきたいんですけど、バイオリン体験教室の収支状況の提出を求めたいと思います。委員会までに産経委員の皆さんに配っていただくと同時に他の議員にもお示しいただきたいと思います。   以上です。そういうふうにやるかどうかというのは、議長取り計らってください。 ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 18番の堀川です。自席でお願いいたします。   私は、99号のほうの指定管理で幾つかお伺いしますが、今回指定管理期間が異例の1年ということなんですが、1年にした理由をお聞かせください。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 指定管理期間を1年とした理由ということでございますが、指定管理者制度の運用に関する指針では、こういった活性化施設につきましては原則4年間としております。そのような中で、現在のひだなんの指定管理期間につきましては、ひだなんと現在整備中の拡張道の駅における農業振興施設との一体的な運営などを視野に入れまして、平成29年4月1日から平成31年3月31日ということで平成28年の12月議会で議決をいただいたところでございます。拡張道の駅の整備事業の進捗の中で、新施設のオープンが平成32年度というふうに明確になってきていることからですね、同じく両施設の効率的、効果的な管理運営を行うために一体的な運営を考慮いたしまして、2施設の指定期間を合わせるために平成31年4月1日から平成32年3月31日までの1年間としたということでございます。 ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 2年前にですね、指定管理の期間を4年から2年にしたというときの理由はですね、新道の駅が2年後にはおおよそどういった形で次の新しい直売所も含めて方向が出るので、ぜひそれに合わせたいという形で2年にしたと思っているんですよね。ですので、今回本来であれば次、現ひだなんとですね、新しい直売所がどういったところに任せるかということが方向が出ていなければですね、いけないはずだと思うんですが、そういったことが出ていないということで、いわゆる新しい道の駅のですね、運営方法、運営主体がですね、まだ決まっていないと。本来決まるはずで2年間にしたと思うんですが、まだ決まっていないと。そういう状況で今回さらにもう一年というふうな形で区切ったんでしょうか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 新しい農業振興施設の指定管理の考え方でございますが、農林水産省の交付金を活用する中で最も農業振興、それから農家所得の向上を図る上でそういった効果を発揮できるようなそんな指定管理の考え方を現在検討中でございます。具体的には、今後のスケジュールということになりますが、施設の設置条例につきましては平成31年6月議会ということを考えておりまして、その後指定管理の公募等を行っていくというようなことを想定しております。 ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 非常に年々売り上げもふえているですね、直売所ということで、我々も新しくできる道の駅も非常にいろんな意味で期待しているわけですが、そんな中でですね、じゃ、どこがどういった形でやるんだということが見えない中で工事だけが進んでいるということでありますので、ぜひこの指定管理を1年にしたという重みを踏まえてですね、産経のほうでまた議論していただきたいと思います。   以上です。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 簡単ですので、議席でお願いします。   議案第98号のグリーンツーリズムのあの都市農村交流施設なんだけれども、私も予算とか決算で結構質問するんだけれども、この都市農村交流施設課長ありますよね。そこのところのさっきも渡辺議員から言ったけれども、このバイオリンの工房。これあれですか、都市と農村の皆さん方との切り口ということなんだけれども、実際そういうものに対しての興味を持っているそういう例えば市民というのはどれぐらいいるのかと。その辺の調査というものはなされているんですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) バイオリンなり、バイオリン製作体験教室ということに興味を持っているかどうかのアンケート等は実施しておりません。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) ぜひこれ農林課サイドだからこれ産経だと思うんだけれどもね、こういうものをやるにしたって、これ多分都市農村交流施設ができて何年ぐらい、あそこの玄関入って左側のところがあれ工房になっていると思うんだけれど、ずっとあそこのとこ人もいないのにずっとあそこあるんだけれども、今何年ぐらいあれずっと継続してやられているの、これ。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 今年度で7年目ということでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 7年間工房としてあそこでやっている。新たなるやっぱり切り口というもの私必要だと思いますよ。これは、だからといってやめるわけじゃなくて、これこそ生涯学習課でもいいし、そういうところでやるべきだと思いますし、あそこのところを事務所みたいな形で、事務所と言ったらおかしいとけど、工房として構える。それ以外にもやっぱり常にあいている時期があそこのところあるんだから、いろんな人が交流するに、ほかの趣味とかそういうものに使える可能性だって私はあると思うんだ。その辺含めたですね、やっぱり協議というのは今後も必要だというふうに私は感じているんですけど、その辺はいかがでしょう。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) バイオリン工房という使い方もありますけれども、そのほかにいろんな使い方もあろうかと思いますので、議員さんの意見もまた参考にして施設の有効活用を図っていきたいというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 霜鳥議員。 ◆9番(霜鳥榮之) 9番の霜鳥です。簡単ですので、自席でお願いをいたします。   事業概要の関係でですね、当初からそうなんですが、地域ぐるみの体験活動あるいは都市農村交流の推進による地域活性化ということで、結局今のバイオリンなんかもそうなんですけどね、希望者を募ってその場でやるという問題とそれから地域の活性化ということで、恐らく関連地域とのつながりをつくりながら云々くんぬんというのは以前にあったはずなんです。そういうことで、地域とのかかわり、他の地域とのかかわり、この辺の実績等はどのようになっているかお伺いいたします。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 妙高市グリーンツーリズム推進協議会の組織の概要ということで説明をさせていただきますが、加入する個人、団体で35ということでございます。その内訳につきましては、農林課関係の地域活性化施設、それから民宿、民泊、ホテル、旅館の皆様、それから民間の活動団体、それから有志個人というような内訳になっております。協議会の活動の中でこういった皆さんと連携をする、妙高市の全体をフィールドとしながらグリーンツーリズムを推進するということで現在取り組みを進めているといった状況でございます。 ○議長(植木茂) 霜鳥議員。 ◆9番(霜鳥榮之) 35団体ということでもって、この中でもって地域ぐるみといいますかね、地域とのかかわりでもってその地域に何らかの変化を与えることができたよというこういう実績というのはどのような状況ですか。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 協議会が取り組んでいる事業の中で、教育体験旅行の受け入れというものがございます。現在中心的には、杉野沢地区、矢代地区ということでございますけれども、大規模校を受け入れる場合につきましては、その2地区だけではなくて、2地区だけでは賄い切れませんので、市全体で農家民泊の受け入れといったことで協力をいただく中で市全体で交流、推進をしているということでございます。 ○議長(植木茂) 霜鳥議員。 ◆9番(霜鳥榮之) 今課長言われたのは、恐らくこれグリーンツーリズムの関係の中で看護大の受け入れでもって何年か各地域へ分散しながら続けてきた事業ですね。こういう事業を今後広めていく、それと地域とのかかわり。直接的にこことの絡みの中でですね、どのような発展を見通しているのかなというのがあるんですけど、なかなか独自でもってやっている事業というのとやっぱり地域還元云々という形のものがよく見えてこないという部分あるんですけども、その辺の方向性についてもう一度お願いいたします。 ○議長(植木茂) 農林課長。 ◎農林課長(今井一彦) 協議会の役割といたしまして、各地域における活動団体、それから地域活性化施設の取り組みについてコーディネートをしたり協力をするといったことでございまして、例えばですね、昨日もですね、南魚沼市立五十沢小学校といったところに訪問いたしまして、地域の皆様と学校との強いつながりを確認してきたといったこともございますし、そういった地域の中でのこのグリーンツーリズムの推進というものをもっともっと色濃くするような取り組みをしていくといったことが必要になろうかなというふうに思っております。 ○議長(植木茂) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第98号及び議案第99号は、産業経済委員会に付託します。 △日程第10 議案第100号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第6号) ○議長(植木茂) 日程第10 議案第100号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第6号)を議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第100号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第6号)につきまして御説明申し上げます。   今回の補正は、高谷池ヒュッテ増築、建築工事について、天候不順によりヘリコプターによる資材の空輸が予定どおり実施できなかったことで工事の年度内完了が見込めないことから、次年度へ繰り越したいものであります。また、繰り越しに伴い、当初設計より増加するヘリコプター空輸代等に係る経費について、予算不足額712万円を増額補正したいものであります。   以上、議案第100号につきまして御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植木茂) これより質疑を行います。   堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 18番の堀川です。回数制限ないということで何点かお願いしたいと思います。   まず、今回のですね、補正予算ということで、基本的には天候不順によりヘリがですね、荷揚げの順調にいかなかったということなんですが、実際の工程管理というのはどこの所管で行ったんですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 発注者側におきましては、建設課が行っておりました。 ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 議運でもって追加の資料を出していただくということで幾つか追加の資料を出していただいてですね、経過の時系列の資料がいただいたんですが、非常に予定していたより非常に台風ですとかいろんな条件が重なってうまくいかなかったなというふうな気はするんですが、実際9月の20日の産経の委員会においてですね、少し天候不順により工事がおくれているというようなことを報告されたと。観光商工課でおくれたというような話をしているんですが、これは年内に間に合いそうもないというふうに判断したのはいつでしょうか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 9月20日の委員会のときの見通しとしましては、当時は30日程度おくれていると思っておりまして、ただその後の天候の状態にもよりますが、年度内完了ができるという認識をしておりました。 ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) これ見るとですね、細かくて申しわけないんですが、10月の13日に基礎コンクリートを打ってですね、その後当然コンクリートですので、養生が必要だということで、いわゆる型枠外して次の工程行くまでに10月末までかかるというふうな形でここに現場のいわゆる指示といいますか、手続があるんですが、既にですね、コンクリート打った時点で養生含めますと10月末までもう次の作業にかかるといった時点でもうこれは年内にできないなというふうに思うのが普通だと思うんですが、その辺建設課とはどのような形で工程のやりとりがあったんですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 10月の13日ですね、基礎コンクリートが完了したということで、うちのほうではですね、15日にですね、現地のほうの確認を行ったところでございます。その後ですね、16日に現地でですね、初雪が観測されまして、これ以上はですね、安全面で作業を継続することは困難であると判断したことから関係課及びですね、受注者と協議を行いまして中止ということで決定をしたものでございます。 ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 最終的に年内に間に合わないということで中止決定をしたということなんですが、当然これだけですね、工事の入札が不調に終わって去年からずっと続いている案件ということで、市長も非常に気にされていたと思うんですが、市長がこの工事の中止を知ったのはいつですか。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) 当時こちらにいませんでしたので、これ終わってからの報告でありました。 ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 詳しい日時がちょっとあれなんですが、実は11月12日の日に臨時議会もやっているということで、この時点では既にもう重機の荷下ろしというんですかね、重機が解体されてもうおろしてしまった後なんですよね。ですので、その時点でですね、何らかのもう当然重機がおろされたということは、来年度ですね、何らかの補正を組まなければですね、また工事が再開できないということはわかっていたと思うんですが、その辺ですね、なぜここまで報告といいますか、おくれたとかと、その辺の原因もお伺いしたいんですが。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) その当時繰り越しに伴う請負業者との協議等を行っておりまして、その協議を調ったのが12月中旬だということで12日の臨時議会には提案が間に合わなかったものでございます。
    ○議長(植木茂) 堀川議員。 ◆18番(堀川義徳) 実際ですね、工事中止という形で完全に決まったのが10月26日ということであれば、もう必ず何らかの繰越明許もそうですが、予算的な措置も生ずるということは当然わかっていたと思うんですが、できればですね、その臨時議会あたりに全協でですね、どうも工事がうまくいかなったということで12月議会に補正を組みたいぐらいの話があってもですね、我々もいろんな風の便りでどうもおくれているというような話は聞くんですが、実際にはそういった正式な報告がないもんで、なかなか答えられないということが現状だったんで、先ほどの市長のですね、市民との信頼関係という上では非常に説明責任の上でどうなのかなというふうに思いますが、あと今回の補正の712万ですかね、実際に現地で重機をそのまま置きっばなしにしてですね、どっちみち来春6月から使うということであれば、その辺の費用のいわゆる効果というか、比べ方、当時山に置いてですね、そのまま何らかの形で囲ってそこに置いておくかおろしたほうがどちらが経済的かというような検証はされたんでしょうか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 今回の対象重機につきましては、荷揚げをしますクレーン、それとバックホーになりますけども、いずれにしましても購入すると。雪の中でですね、損傷が及んだ場合には非常にですね、大きな損害に及ぶ可能性がございまして、そちらのほうが高いだろうということで、最終的な細かいですね、おろした場合、それと雪の中に置いた場合というようなことは、費用面について検討しておりませんけども、非常に大きな損害が与える可能性があるということで重機については上のほうからおろしたものでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 簡単ですんで、議席でお願いします。   まず、こういう状況になった。これは、もう私はいたし方ない部分もあるんだと思うんだけれども、ここのですね、作業に入った作業員の人数はどれぐらいなんですか、方の人数。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 今現在で約200人と聞いております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) この期間で200人と今聞いているんだけれども、その方たちが200人がずっといるわけじゃないと思うんですよ。一日一日どれぐらいの人数でこの作業に当たっていられるかということを聞きたい、延べじゃなくて。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 私が現在把握している範囲では、作業によって作業する人数というのは変わりますけども、3人から5人というふうに聞いております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 土木工事とか基礎工事とかいろいろとこの鉄骨もそうですけれども、それによっては人数というのはやっぱり2人から3人じゃ足りない部分だって私あると思うんですよ。かといって、じゃ、この方たちが宿泊されているところはどこですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 宿泊は、高谷池ヒュッテを利用しておりました。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 随時何名ぐらいでどういう形の内容で宿泊されていたんですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 作業員が先ほど言いましたように3名から5名、それと当然代理人現場でおりますので、現場代理人につきましては1名が宿泊をしていたと聞いております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 当然ヒュッテですから、1部屋でということに、全て皆さんと一緒だというふうな形で私は理解するんですけれども、ヒュッテでそういう形の作業をやると。それと同時にそこには登山で来られている方もいらっしゃる。その辺の割合はどれぐらいになっているんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) ヒュッテについては、この期間中定員25人でやってきておりまして、一般の方は定員のその25人の中で代用しておりました。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) その比率はどれぐらいか把握されていますか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 25人のほかにその作業員の方が3名から5名あるいはそういった方がいられたということで、比率といいますと25対5ということかと思います。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) ヒュッテというと、これはヒュッテ、穂高にしてもどこにそうでもあれだけれども、その環境というもので随時その作業員の方は随時もう最初からこれ全部荷揚げが終わってからずっと随時その科目によって変わってくると思うんだけれども、何日期間ずつそれは移っていられたか把握されておりますか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 一度山へ登った場合には、やはり二、三日をして交代をしていたというふうに聞いております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 二、三日で交代してというか、これ二、三日で交代してというとどんどんこれってつくれていくもんなんですかね。私は、やっぱり上がったらある程度本当合宿体制でやっていかなきゃいけない。そのための労働環境もちゃんと整備してからやらなかったら、これって進んでいかないんじゃないかなと私は思うんですけれども、その辺の理解とか調整というのはどのようになっていたんでしょう。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 工事内容によって違いがあると思いますが、1工程が2日、3日で終わる場合につきましては、1回山へ登った方がずっと二、三日いて作業を継続すると。それで、1週間、2週間必要だというふうな判断をした場合につきましては、2日、3日ずつでですね、ローテーションを組みながら作業を行うという計画でありました。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 工程と言うけれども、これを見た限りだとその工程だって全然うまくいかなった。じゃ、例えば台風の期間、この台風の期間はその方々はどうされていましたか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) きょうはとめるという予定の日につきましては、前もってですね、ヒュッテのほうへ作業員は登っていたということでございます。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) きょうは飛べるというか、それヘリのことだと思うんだけれども、そうじゃなくて、この人たちだって滞在している2日、3日周期にかわって、その人たちがいらっしゃるんだけれども、その人たちがいらっしゃる間に台風でそれが仕事ができなかった。そのときは何をしていられた。待機だけしているだけですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 下のほうでですね、台風が来てですね、例えば台風が来て上のほうで作業ができないということになれば、下でですね、違う仕事に従事していたのではないかなと考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 下じゃなくて、これは高谷池ヒュッテに行っての作業だと思うんですよ。その作業をやっているときのそのときに台風が来たというときの仕事内容というのは何をしていたかということを聞いているんです。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 実際は、台風の影響を受けますと濃霧ということもございまして、なかなか。ヘリコプター飛ぶ、飛ばないは別といたしましても、作業は難しいので、中断をしていたものと考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) その辺の把握ですよね。だから、濃霧だとか台風だとか、例えば台風が直撃しているんだったら別だけれども、上のほうを抜けている可能性だってあるじゃないですか。笹ヶ峰から上だって抜けているときだってあるんだし、下のほうに、下界のほうがそうなっているときだってあると思うんですよ。その辺が私あると思うんですよ。ちょっと観光課長に聞きたいんですけど、この台風があった、その順延している。でも、そのときに高谷池ヒュッテに泊まっているお客さんというかは何人ぐらいかというのは全部把握されていますか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 手持ちには、今日々どの日が何名だったかというのはここに持ち合わせておりませんけれども、宿泊台帳はきちんととってございます。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) それはここにあるんでしょう。手持ちというか、所管のところに話が行っているんですか。これの今管理しているのは、多分杉野沢観光協会だと思うんですけれども、今これを補正を通すということで1日即決ということになれば、当然この資料がなきゃだめだと思うんですよ。この日、例えばこれ順延しているところがあるでしょう、20、21及び天候によって順延、延びていると。この期間に台風の天候が一日一日どうだったかということがやっぱりこれって重要視されてくることだと思いますよ。本当に上が、例えば私の言っているのは、台風でも下界のほうはすごい直撃しているかもしれない。台風の影響あるかもしれない。でも、妙高山の上のほうは抜けている可能性は、極めて大きい部分と私はあると思いますよ。その辺の天候の日誌というのはないんですか。 ○議長(植木茂) 観光商工課長。 ◎観光商工課長(竹田幸則) 毎日気象条件は、山小屋のほうでは記録はしておりません。ただ、台風が来たときの状況でございますが、台風が来るとですね、お客さんの宿泊は台風前に皆下山をして、ほぼ台風時には通過が予想されるときはお客さんがいないという状況がこのシーズン中続いております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) お客さんがいないという状況がこういう状況であるとするならば、だけれども、そこに滞在している作業員の皆さん方がいらっしゃると思うんですよ。そうすると、そのときの天候で仮に台風が来たとしても仕事ができる環境だって必ずあると思うんですよね、抜けている部分。要するに、本当何回も言っているように、もう1000メートル、2000メートル上だとそれが抜けている部分というのだってあるんじゃないかなと思うけど、その辺のやっぱり天候調整という日誌がやっぱり私どものところになかったら毎日毎日がどういう状況だったか、それというのははっきり把握できていないと思うんですよね。私は、その辺はどうなのかということを、じゃ、建設課長のほうでは把握されているかどうかちょっとお聞きしたい。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 今回のこの工事はですね、順調に進まなかった原因といたしましては、上での作業というよりもですね、上では非常に資材をストックしていくヤードが少ないということから、各工程においてやはりヘリコプターが資材を運搬をしたということでございまして、そのヘリコプターの運行がですね、台風または濃霧によってできなかったというところがですね、一番この工事の遅延の原因でございます。ですので、各作業の工程といいますか、作業員のする作業が濃霧によって、また台風によってできなかったというものではございませんで、ヘリコプターによる資材の空輸ができなかったということが一番大きな原因でございます。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) そういうことだったら、やっぱりその辺の調整ということを考えたときに、じゃ、これはもうここでこうなってしようがない。でも、これつくっていかなきゃどうしようもない話だとは思うんだけれども、これ市長に伺いたいんだけれども、こういう天候がやっぱり悪くなってくれば、来年のこれ予定だって当然延びると思うんですよ。だから、これは今の計画をやっぱり延長してやっていく必要が私あると思うんですが、その辺市長どのようにお考えでしょう。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) 今年度ですね、の状況あるいはまた経年でどうだったかというある程度のデータが私は必要だと思います。来年度の天気についても、ちょっと予測できませんが、その辺のところを勘案して対応するということが必要だというように考えています。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) だから、やっぱり来年度でこれ完成するということだって非常に難しくなってくる可能性だって私あると思いますよ。今なんて天候なんて非常に不順な部分があるんだから、その辺含めた来年の予想なんてできないかもしれない。だけれども、ある程度延ばしてでも、せっかく決まったことなんだから、それはやらんきゃいけないんですよ。やらんきゃいけないけれども、やっぱり焦ってやっていくよりも、徐々にやっていかなきゃいけない部分というのは、私はちゃんとその辺を見きわめた形をとればこの話だってうまくいってくると思うんですよ。その辺を含めた調整が私今後必要だと思いますけど、その辺いかがでしょう。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 今後につきましては、来年の春までですね、十分な時間もありまして、十分な準備もできます。うちのほうといたしましては、例年並みの天候でですね、順調に資材が空輸できればですね、この提案しております9月の16日までには完成はできるというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) 今課長十分な時間があって十分な調整できると言ったって、十分な時間あって十分な調整といったって、これつくるといったって随分前からこの調整やっているんですよ。だけれども、今みたいな形になっているんだ。ということは、十分な時間とか調整よりも、むしろもう的確にやるというよりも、長くなってもしようがない。でも、それでもつくっていかなきゃいけないということの理解を仰ぐような形を私はとっていきべくだと思いますよ。急いだってどっちみちこの天候じゃわからぬときだってあるんだよ。天候まで十分時間がある、調整つくなんていうことできないでしょう、結果的には。資材を何を上げるかというのは当然わかっていることなんでしょう。だからこそ延長してでもゆっくりとやっていこうじゃないかということのやっぱり議員に理解を仰ぐような形を私はとるべきだと思いますよ。その辺市長いかがですか。 ○議長(植木茂) 入村市長。 ◎市長(入村明) 今御指摘ですが、期間を長くするということの必要性もあろうかと思いますが、現状の形でとりあえずですね、もう一回間違いないかというような逆のですね、組み立てでいま一遍ちょっと検討させたいと思います。   よろしくお願いいたします。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) もう一点、全然あれなんだけれども、これ重機を下げたと言うでしょう。重機は、これ下げなきゃどうしようもないわね、つぶれてしまったりしたら多額の損害が出てくると思う。私は、これしようがないと思う。しかし、例えば鉄骨とかそういう資材は、そういうものはちゃんとあっちに置いてあるんですよね。どうなんでしょう。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 必要な資材は、その都度運ぶということにしておりましたので、今現在ヒュッテのほうには資材は置いてございません。 ○議長(植木茂) 宮澤議員。 ◆6番(宮澤一照) ということは、だって必要な資材をということで上げるんだけれども、ということは台風だからということで、その資材全然上がっていなかったということ。重機だけしか上がっていなかったということの理解。どうですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 重機につきましては、当初一番最初に上げたまま最後10月の26日まで置いておきました。資材につきましては、先ほども説明をいたしましたが、ストックヤードが非常に少ないということでその工程ごとの資材を運んでいたものでございます。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) 3番の渡辺です。自席でお願いします。   この重機、具体的にこの建設工事に使う重機、ばらして下げた重機、これを具体的にはどんな重機ですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 移動式の小型クレーン、それとですね、バックホー0.25立米級でございます。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) この前の6月のときの補正のときもお尋ねしましたけど、ヘリの運行そのものは指定ですか任意ですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 任意の取り扱いとしております。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) そうしますとね、重機運搬、これもヘリ使ったんですけど、重機運搬はこれ協議してヘリを飛ばすの決めたから工程は協議してできた工程だと思うんですけど、この最初の工程見ますと、重機を上へ荷揚げしたのは7月25日ですよね。そして、それから見ると、こんなに早く重機を上げなくてもよかったんじゃないかと、そんな感じもするんです。それで、主には鉄骨工事やバックホー、鉄骨工事などにクレーン使うんだと思うんですけど、その重機の上げる期間ももっとずらすことはできたんじゃないかなという感じもするんですよね。   それと、さっき産経委員会の問題が出ましたけど、産経委員会の前にこの工程表を皆さん管理しているんだけど、この工程表を見ると、当初も変更もそうですが、いつコンクリートを打つとその上へ何を建てるか、どういうふうに埋め戻しするか、養生するか、その期間がもう最小限の期間決まっているんですよね。そうすると、相手と協議していたとか何かと言って説明はしていますけど、私はもうこの工程の圧縮とか特殊な状況の中での作業ですから、そういうことをもっと真剣にやらないと。平地でやっているのと同じような考えでやっていると、こんなもの工期なんか幾らあったって足りませんし、そして今補正は720万ですかですけど、必要な経費というのは1900万なんですよね。だから、これは後で契約変更するんだと思うんですけど、そういうふうなものをちょっと簡単に見過ぎていたんじゃないかという懸念ぬぐい去れません。そういう点では、工程管理がきっちり本当に。今までみたいにこれ棒で書いてありますけど、実際はクリティカルパスの工程表をつくってやらなくちゃいけない。そこには不確定要素、天候の問題も含めてやらなけりゃいけぬと思いますけど、これが未経験の山岳工事とはいえ、それは十分にできたのかできないのか、どのように考えておられるか。確かに打ち合わせも市役所でするのか笹ヶ峰でするのか現地でするのか非常に難しい面はあったと思うんですけど、そういう実態の中でどのように皆さんは感じて今後の参考にする部分が得られたか、それをお尋ねしたいと思います。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) うちのほうとですね、受注者側の工程管理ということにつきましては、まず一番最初にですね、仮設、輸送計画、全体工程なりについて協議を行いまして、7月からはですね、定例会を週1回開催しておりました。そこでは、資材輸送ですとか工事の進捗状況を確認しているということでございまして、悪天候による空輸の中止、順延に際しましては、その都度輸送計画、工程表の見直し、うちのほうで一緒にですね、なりまして検討を行ってきたということでございます。また、うちのほうといたしましてもですね、建設課、また観光商工課でですね、現地のほうも5回ほど確認をいたしまして、おくれた部分、どういうふうにしてですね、取り戻すのかということも十分現地でも検討したつもりでおりますが、何せ天候によりまして一番資材が運搬できなかったということが一番大きいことかなと思っております。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) 最大の理由は、雪等の関係、工程等の関係で重機のばらしておろしたり、また上げたりする費用になっているんですけど、私さっき言ったヘリなんかが任意仮設だとすると、しかもその都度工程に合わせて資材を上げたり下げたり、それヘリの大きさもあるでしょうけど、そういうことを考えると、この工程表の中で言えばもう重機使わなくなった工程あるわけですね。そこのとこのやりくりで小まめに解体したのを下げたりなんかしていれば費用も非常に効率的にできたんじゃないかと、そういう思いもありますから、これから来年繰り越しになるんだと思うんですけど、来年度の取り組みにおいてもやっぱりきっちり詰めた仕事をお願いしたいと思います。   それで、最後にお尋ねしておきたいんですけど、1週間に1回工程管理の打ち合わせしたと言っていますけど、それはどこでやっているんですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 多くの場合は、市役所の事務所で行いました。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) こんな未経験の仕事を、施工業者もそうじゃないかと思いますし、監督員の皆さんもそうだと思います。それを2時間も3時間もかかるようなところから市役所へ呼びつけて、そしてそこで工程管理をするなんていうのじゃなくて、やっぱりさっき作業員の3から5人泊まってという話がありましたけど、そのくらいの覚悟でしなければ、こんなさんざんもめた契約ですから、私はきちっとした工程管理はできないと思うんですよね。そして、ことしも異常気象だったですけど、来年も台風のたびにかつてない大型台風が直撃なんていうのずっと続いたわけですから、条件はよくなるなんて思うほうが間違いだと思いますから、工程管理においては場所のところも含めて監督員が例えば1週間ぐらい泊まりがけで行くとかなんかというのも監督員には大変だろうけど、そのくらいの覚悟しなければこの工事は完成することはできないと思いますが、今後の来年度の取り組みについてはどのようにお考えですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 当然現場のほうでですね、打ち合わせが必要だということになれば1日でも2日でもですね、詰めて施工者のほうと工程管理をしていくということで来年につきましても工事を進めていきたいと思っております。
    ○議長(植木茂) 霜鳥議員。 ◆9番(霜鳥榮之) 9番の霜鳥です。簡単ですので、自席でお願いをいたします。   トータル的に見てですね、一番には台風の関係で天候不順でヘリが飛ばないでということなんですが、そもそもはこの工程にこうやって見ていったときに、やっぱり無理があったのかなというふうに思ったりもするんですよね。今ほどいろいろ議論がありましたけども、工程管理の関係等を含めた中で、市のほうとしては現地確認は何回くらい、誰が何回くらい行っていますか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 建設課といたしましては、私と監督員が7月9日、それと11月15日、2回行っておりますし、そのほか観光商工課のほうで3回ほど現地のほう確認をしております。 ○議長(植木茂) 霜鳥議員。 ◆9番(霜鳥榮之) そこでですね、この工程の中で天気との関係、今ほどヘリの関係もこうあったんですが、作業工程のやりくりというのがなかなかできないでこうなっていると。ストックする場所がないと。ストックする場所がなくて、台風がこういう状況で天候でもって延びて、工程どおりにいかなくて、結局次年度に移行してという、移っていうことになんですが、また同じようなパターンになるのがあるんですね。そのストックできないというそこのところのやりくりというものは、もう全くできないのかどうなのか。上げるときに、重機はもう最初に上げちゃうから、あとは材料の関係でもってある程度やりくりつくのかつかない、全くつかないのか。その辺のところとの兼ね合いでもって作業工程の中身も変わってくるというふうに思うんですね。だから、その辺の可能性があるのかないのか。今回こうなったことをどこまで踏まえてこの次のステップに行くのかというのが非常に肝心なとこなんですが、今回そういうことでストックの場所がない、ないと、こう言っているけども、ストックの場所がないときの仕事のやりくりというのは現地でどのような確認をしながら組み立てしてきたのかなというその辺のところをもう一度確認のために聞かせてください。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) まず、ヘリコプターでですね、この工程につきましてはどういう資材を運ぶのかということを請負者側から確認をいたしましたし、うちのほうでもう少し先の工程までですね、一緒に資材が運べるか運べないかということも確認をしながら来たわけでございますけども、なかなか先行する次の工程の資材まで運ぶというのはですね、非常に現地の状況を確認する中では厳しいものがあったということでございます。 ○議長(植木茂) 霜鳥議員。 ◆9番(霜鳥榮之) もう一点だけ確認させてください。   ヘリが飛ばなくてというあれだったんだけども、資材のほうが間に合わなくて云々というこれは一切なかったという認識でよろしいですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 資材がですね、間に合わなかったということはないと聞いております。 ○議長(植木茂) 霜鳥議員。 ◆9番(霜鳥榮之) 最後にもう一度聞かせていただきたいんですが、今回こういう場所での作業というのは初めてなんですけども、これを参考にしてということでもって時間があるからじっくり組みますとさっき答弁あったんですけどね、天候云々というのは今ほどもありました。だから、そういう中で見たときに、今回のこういう実態をどのように参考にしたのかな。この次は、もう二度と同じこと言っていられないわけですからね。だから、そこのところを最後にもう一度確認させてください。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 今回のヒュッテの工事につきましては、非常に2100メーターという高所であったということ。それと、人間もですね、行くまでに2時間半もかかるというようなこととそれとやはり気象がですね、非常に変化しやすいということと影響を受けやすいと、台風だとかの影響を受けやすいというとこのいわゆる現場でのですね、施工場所のその条件を的確に把握することができなかったことが一番問題だと思っておりますので、今後物をつくる場合にはですね、やはりその現場での状況、気象条件を含めましたそういう状況をですね、的確に把握しながら設計作業、また積算作業を進めていかなければならないということで考えているところでございます。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) 済みません、もう一つだけ教えてください。   今建設課長今後の心構えというかおっしゃいましたけど、それはそのようにやってもらいたいんですけど、建築工事においては土木工事と若干違うんですけど、資材の検査、原寸検査とか製品検査というのが非常に小まめにやっていないと、細かくやっていないと進行に、工程におくれを生じるというのは一般的な常識なんですけど、1週間に1回打ち合わせはしていると。じゃ、資材の検査はどのような格好でどこでやっているんですか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 資材もですね、全てうちのほうで確認しているわけではございません。例えばコンクリートであれば、業者さんが行う強度試験なりのデータを私どもはいただいておりますし、今までの工事の中でですね、資材をですね、確認するというような作業につきましては余りなかったもんですから、今後につきましてはその都度において資材の確認が必要であれば、笹ヶ峰のですね、手前で確認できるものにつきましては笹ヶ峰、また現場でしか確認できないものにつきましては現場で確認するようなことになるというふうに考えております。 ○議長(植木茂) 渡辺議員。 ◆3番(渡辺幹衛) 私も建築を担当したことあるんですけど、監督員の性格による部分もあるかもしれませんが、手戻りは一切許されないような詰まった仕事です、建築の工事は。大まかに土を入れてこれだけの高さを確保するとか、また切り取りするとかという土木工事なんかとかなり違う面があるんですよね。そのためには、毎日毎日の打ち合わせ簿をつくって細かい品質管理をしていたのを覚えているんですけど、そうでないと手戻りばかりしているとこんなとこでのふなれな場所での作業で大きな支障になります。そういう点も今課長がおっしゃったような格好で新年度今度実際に内装やそういうものも入ってくると思うんですけど、きっちりした工程管理やその監督ができるように、業者任せでなくてできるようにきちっとした対応をお願いして質問終わります。 ○議長(植木茂) 小嶋議員。 ◆16番(小嶋正彰) やはりこの工事空輸が鍵だろうというふうに思います。これは、もう当初からそういうふうに言われておりましたし、これだけの資材、大きな鉄骨をですね、そのまま持っていくというのは、普通のヘリではなかなか難しい。大きなやつが要る。それは、そんなに日本に多くないはずなんですね。ヘリの事故やなんかも昨年あったりしてなかなか確保が難しいということも言われていたというふうに思います。必要なヘリについては、この当初の計画でいくような形で確保できていたんでしょうか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) ヘリコプターの会社のほうからもですね、こちらのほうに1人ないし2人の方が来られましてうちのほうの請負者のほうとはですね、緊密な連携をとりながらそのヘリコプターの作業を、作業といいますか、空輸について検討していたというふうに私は見ておりました。 ○議長(植木茂) 小嶋議員。 ◆16番(小嶋正彰) そこら辺の詰めが甘かったのかなというふうに思います。通常山小屋、北アルプスとかそちらのほうではですね、荷揚げは普通に行われておりますけれども、そういったヘリの状況を見ますとですね、天候の変化というのはもう当たり前の話ですし、朝から待機してですね、もう少しでも天気がよくなればすぐ飛ぶというような形で非常に緻密な計画でやっているように聞いております。しかし、ここの中ではですね、例えばこの工程表の中の赤の実際のやつ見ますと、8月の18、19に基礎、採石、仮設、資材ですか。それから、その次の9月18日、基礎、鉄骨コンクリート。ここまで1カ月ありますけれども、この間に晴れている、空輸が全くできないということはないんじゃないかなと。1日でも2日でもですね、天気が安定したときには、もうヘリを飛ばすというような形で考えないとですね、これとても間に合わないんじゃないかなと。来年に繰り越しをしたとしてもですね、非常に難しいんではないかと。先ほど建設課長、現場の状況を的確に把握できなかったんだとあるいはまた観光商工課長が天候の記録つけていないというような話をされておりました。まず、そこら辺のところをもう一度見直しをしてですね、かからないと来年繰り越しをしてもですね、同じ結果になるんではないか、非常に危惧するんですが、その辺いかがでしょうか。 ○議長(植木茂) 建設課長。 ◎建設課長(杉本和弘) 手元にはございませんが、業者のほうでは天候のほうをですね、つけていたということも私聞いておりますので、その辺の資料をですね、もとに、どういうふうなところに問題があるのかもう一度ですね、洗い直しをいたしまして来年の作業の準備を進めていきたいと思っております。 ○議長(植木茂) 小嶋議員。 ◆16番(小嶋正彰) この高谷池ヒュッテの改修、増築が取りかかってからもう2年ですかね、なります。その間ずっと定員が半分ぐらいしか泊まれないというようなことで、登山者の間では、いや、断られちゃったわねという声を随分聞きます。せっかく妙高戸隠連山国立公園として独立し、妙高のよさをわかってもらおうというような今の時期にですね、私は非常に登山者のほうから見るとですね、イメージダウンしているなというふうに思っております。来年に向けてですね、一日も早く完成。天候のぐあいというのはあるかもしれませんけれども、きちっとした計画でですね、それはもう前の補正の段階でもそうですし、当初の段階でも言っていたはずなんですが、そこら辺のところをですね、もう一度見きわめて妙高火打の魅力を多くの方にわかってもらえるようなですね、取り組みをですね、ぜひお願いしたいと思います。 ○議長(植木茂) これにて質疑を終わります。   お諮りします。ただいま議題となっております議案第100号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) 御異議なしと認めます。   よって、議案第100号は委員会への付託を省略することに決定しました。   これより討論を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) これにて討論を終わります。   これより議案第100号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第6号)を採決します。   本件は、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。                   〔 賛 成 者 起 立 〕 ○議長(植木茂) 着席願います。   賛成議員全員です。   よって、議案第100号は原案のとおり可決されました。 △日程第11 議案第101号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第7号)       議案第102号 平成30年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)       議案第103号 平成30年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)       議案第104号 平成30年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)       議案第105号 平成30年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)       議案第106号 平成30年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)       議案第107号 平成30年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第1号)       議案第108号 平成30年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第1号)       議案第109号 平成30年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号) ○議長(植木茂) 日程第11 議案第101号 平成30年度新潟県妙高市一般会計補正予算(第7号)、議案第102号 平成30年度新潟県妙高市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第103号 平成30年度新潟県妙高市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第104号 平成30年度新潟県妙高市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第105号 平成30年度新潟県妙高市介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第106号 平成30年度新潟県妙高市ガス事業会計補正予算(第1号)、議案第107号 平成30年度新潟県妙高市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第108号 平成30年度新潟県妙高市公共下水道事業会計補正予算(第1号)、議案第109号 平成30年度新潟県妙高市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)、以上9件を一括議題とします。   提案理由の説明を求めます。入村市長。                   〔市 長  入村 明 登 壇〕 ◎市長(入村明) ただいま議題となりました議案第101号から議案第109号までの平成30年度新潟県妙高市各会計補正予算9件につきまして、一括して御説明申し上げます。   まず、議案第101号 一般会計補正予算(第7号)について申し上げます。第一に、国民年金法の改正により、第1号被保険者の産前産後の期間に係る保険料免除制度が開始されることに伴い、国民年金事業システムを改修するもの、第二に県営農業農村整備事業の増額に伴い、負担金の増額を行うもの、第三に国の人事院勧告等に準じた議員手当及び職員給与の改定等に伴う人件費を調整するもの、第四に国県の平成27年度及び平成28年度負担金の確定による精算金の補正を行うものを理由として、総額2880万2000円の増額補正を行いたいものであります。また、年間を通した工事の発注、施行時期等の平準化を図りたいことから、道路を適正管理事業及び道路新設改良事業について債務負担行為の設定を行いたいものであります。   次に、議案第102号 国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。国県の平成29年度負担金等の確定による精算金の補正及び国の人事院勧告等に準じた職員給与の改定等に伴う人件費の調整を行いたいものであります。   次に、議案第103号 後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、議案第104号 簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第105号 介護保険特別会計補正予算(第2号)、議案第106号 ガス事業会計補正予算(第1号)、議案第107号 水道事業会計補正予算(第1号)、議案第108号 公共下水道事業会計補正予算(第1号)、議案第109号農業集落排水事業会計補正予算(第1号)の7件については、国の人事院勧告等に準じた職員給与の改定等に伴う人件費の調整を行いたいものです。   以上、議案第101号から議案第109号までの平成30年度新潟県妙高市各会計補正予算9件につきまして一括して御説明申し上げましたが、よろしく御審議の上、議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(植木茂) これより質疑を行います。                   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(植木茂) これにて質疑を終わります。   ただいま議題となっております議案第101号から議案第109号は、お手元に配付してあります補正予算付託一覧表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。   以上で本日の日程は全て終了しました。   本日はこれをもちまして散会します。   どうも御苦労さまでした。                   午後 0時16分  散 会...